土佐文旦とは、別名「改良文旦」または「法元文旦」とも言われる、高知県独特の品種です。
昭和4年、県立農事試験場渡辺部長が試植に成功したもので、母樹は果実試験場にあり、その後県下に普及したものはザボンや他の文旦にくらべ一段と爽やかで優しく、格別の風味があり、皮は砂糖漬けやマーマレードとしても利用されています。
12月はハウス栽培のものが、1月中旬頃からは露地栽培のものが出荷されます。
露地ならではの風味の変化を楽しむ
露地 土佐文旦
屋外で自然のままに育てられた露地栽培の土佐文旦は、収穫直後には酸味が強いため、すぐには食べることができません。
そのため、地中にムシロを敷いて覆う
※ただ、収穫時の実の状態により、日当たりの良い場所に置く場合もあり、生産者の方々は、丁寧に見極められておられます。
実の締まったフレッシュな酸味のある文旦がお好みの方はシーズン初旬の「はしり」、酸味と甘味のバランスの良い文旦がお好みの方はシーズン中旬の「さかり」、酸味が取れ熟成されたまろやかな甘味を楽しまれたい方はシーズン終盤の「なごり」のそれぞれの「旬」がお楽しみいただけます。
地元高知で愛され続ける
濃厚な味わい
高知県の温暖な気候と恵まれた土壌で育つ土佐文旦。代々受け継がれてきた伝統の栽培技術と、生産者の情熱が一つ一つの実に注がれています。
春の訪れを告げる果実として愛されてきた土佐文旦は、その生産量も限られており、全国的に見ると比較的希少性のある果物ですが、地元高知では身近なフルーツとして愛され続けています。
果皮の下に広がるプリプリとした果肉からは、たっぷりの果汁が溢れ出し、甘みと酸味のバランスが絶妙な味わいをお楽しみいただけます。
お客様の想いを込めてお贈りする
気持ちの橋渡し
当店では、大切な人への贈り物に果物を選んでくださったその気持ちに応えるべく、選び抜いた旬の果物にあなたの想いが合わさった真心のこもった贈り物で、大切な方の笑顔へと繋げてまいります。
わたくしどもの役目は、商品をお届けするだけではなく、商品に添えてお客様と想いもお受け取り人様へと届ける「気持ちの橋渡し」をすることだと考えております。
美味しさをよりご堪能いただくために
おすすめの食べ方
文旦をより美味しく召し上がっていただくためには、文旦特有の酸味を抜くことをおすすめいたします。
特に寒い時期には、冷暗所や冷蔵庫から取り出した後、あたたかい場所へ移していただき、
2〜3時間置いた後にお召し上がりください。
幾分酸味が和らぎ、文旦の甘みや濃厚な風味が引き立ちます。
土佐文旦の
長期保存方法
すぐにお召しあがりにならない場合は、文旦の乾燥を防ぐためビニール袋に入れ、
冷蔵庫の野菜室にて保存を行ってください。
1. まず上の部分と下の部分を切り落とします。
2. 皮部に十文字に包丁を入れ、外皮を剥いて中身を取り出します。
3. 更に中身を手で四ツ割にして離します。
この時に下部より割ると割りやすいものです。
4. 点線の様に恋に包丁を入れて芯部を取り除き手で皮をむくと、夏みかんのような果肉をきれいに、取り出す事ができます。文旦類はすべての皮部に苦味が含まれて居ますので完全に取り除いて果肉のみを御召し上り下さい。
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